「ベガス」ですが、サイコロを使わずにカードを使います。それでもサイコロと同じような悩ましいランダム性が楽しめます。
各プレーヤーはそれぞれ30枚のダイスカードを持ちます。ダイスカードには1~6のいずれかのダイスの目が描かれています。また、それぞれの目に対して1枚だけダイスが2つ描かれているカードがあります。
まず、1~6のダイス目が描かれたカジノのカードをテーブルの中央の並べ、その横にランダムに2枚ずつのお金カードを置きます。これがそのカジノで獲得できるお金です。
プレーヤーは自分のダイスカードをよく混ぜて裏向きの山にし、そこから5枚を取って手札にします。そこから何枚かのカードを選んで伏せておき、全員揃ったら表にしてそれぞれのダイス目が描かれたカジノに置きます。選べるカードは任意の2枚までです(1枚はOKですが、0枚はダメです)。ただし、同じダイス目なら1種類で任意の枚数選ぶこともできます。選ばなかったカードは捨て札にし、新たに山札から5枚とって同様に続けます。ただし、既に場に8枚以上のカードを置いている人はそのラウンドにそのご参加できません。残ったプレーヤーだけで続けます。
これを6ラウンド行ったら、山札がなくなります。6ラウンド行うか、すべてのプレーヤーが8枚以上場に置いたら、決算になります。それぞれのカジノで、各プレーヤーが置いているダイスカードの描かれているダイスの数(カード枚数ではない)を数えます。もし、複数のプレーヤーが同じ個数置いていたら、それらのダイスカードを取り除きます。残った中でダイスの数が一番多いプレーヤーが、そのカジノに置かれているお金カードの金額が大きいほうを取ります。2番目が少ないほうを取ります。これを6つのカジノすべてで行ったらラウンド終了です。4ラウンド行って最も多くのお金を獲得したプレーヤーの勝ちです。
よく混ぜたカードを5枚ずつ引くので、意外に希望するカードが引けなくて悩ましいゲームになっています。
なお、付属のバリエーションカードはサイコロを使うベガスのバリエーションルールとしても使えます。
(卸元紹介文より)