城を建設して得点を得るゲームです。
ゲームボードの周りにはカードが置かれています。カードは2つの色が書かれているものと1つだけのものがあります。
手番になったら、1枚のカードを移動させます。移動は元あったところから時計回りの方向へ移動できます。ただし、既に置かれている先頭の列の次の列までしか置けません。つまり今の先頭の列との間に空白の列は作れません。時計回りの方向なら、途中の列にも置けます。1つの列におけるカードは4枚までです。カードの列は5つまでです。6つ目の列は作れないのです。
2つの色が書かれているカードを移動させた場合は、元々ゲームボードに向かっていた辺を逆にして配置します。そして、ゲームボードに向かっている面のプレーヤーが自分のコマを1個ゲームボードに置きます。カードが置かれているところから直線方向のマスに置けます。何も置かれていないマスに置く場合は、一番手前の空いているマスに置きます。ほかのプレーヤーのコマが置かれているマスに置く場合は、そのマスの一番上にコマを置いているプレーヤーにその段数分のお金を支払います。そのあと、ゲームボードから遠いほうのプレーヤーがコマを同じように置きます。
もし、列に1枚だけ置かれていたカードを移動させた場合は、ここで決算が起こります。各プレーヤーの縦横でつながった最も大きなコマの数だけ収入があります。この時評価されるコマはそれぞれのマスで一番上にあるものだけです。
こうして誰かが最後のコマを配置したらゲーム終了です。残ったお金が一番多いプレーヤーの勝ちです。
ほとんどのカードは2色でできていますので、手番プレーヤーだけがコマを置くことはほとんどありません。また、自分の手番で決算を超したいところですが、そうも簡単に行きません。また、置きたい列にカードを置けるとは限りません。シンプルなルールですが、悩ませてくれます。
(卸元紹介文より)