少し変わったテイストながらもゲーム性の高い作品でファンからの支持を集めるデザイナー、カサソラ・メルクルの一風変わった陣取りゲーム「アッティカ」が装いも新たに蘇りました。
プレイヤーは、19 世紀の開拓時代を舞台に、アメリカの荒野における建設競争を勝ち抜くことを目指します。
ゲームは、ボード上に建物チップを配置することで進んでいきます。一つのマスには、一人のプレイヤーの建物しか建てることが出来ず、限りある土地の中での建設競争は、いかに効率よくスピーディーに建物を建てるかが求められることになるのです。
しかし、どんな建物を建てられるかは、ストックからどのように引かれてくるかにかかっています。
しかも、ボード上から産出される資源についても考慮しなければならないでしょう。また、それぞれの建物はツリー構造の中で関連付けられてもおり、その繋がりもまた重要となるのです。
ゲームごとに変わるモジュラーボード、ストックからどのようにタイルが引かれてくるかの運など、プレイングには臨機応変さも求められることになります。
地味な見た目ではありますが、非常にゲーム性豊かで、熱い駆け引きが繰り広げられる大傑作といえるでしょう。
(卸元紹介文より)