数多くの傑作ゲームを発表してきたトム・レーマンによる2019年新作が、早くも日本語版として登場です。
プレイヤーは、メイジとなり、カードやタイルに描かれたさまざまな効果を用いながら、いち早く10点を獲得することを目指します。
プレイヤーは、得点にたどり着けるよう、さまざまな効果を持った「アーティファクト」や「モニュメント」、「力ある場所」といったカードやタイルのプレイや獲得を行います。
これらのカードやタイルには、固有の能力が用意されており、手元にカードやタイルが増えるほど、さらなるリソースや、特殊アクションによる戦略の選択肢がプレイヤーに与えられることになります。
また、これらの能力は、相乗効果が見込めることが多いため、その相乗効果を見越してのプレイや獲得することがカギとなるのです。
そのためには、まず自分だけのデッキとなる8枚のアーティファクトのそれぞれの効果と、その組み合わせをしっかりとイメージし、プレイしていくことが重要となります。
一ゲームは30分~45分程度で終わるという、非常にタイトな作りであることが、このことをより強調していると言えるでしょう。
より多くのリソースを得ることが出来るかどうか?
それを有効活用できるようなアクションを生み出すことが出来るかどうか?
そして、それを効率よく得点につなげることが出来るかどうか?
ゲーム開始時に、自分の手札を見た瞬間からプレイヤーは頭を悩ませなければならないのです。
それぞれのカードやタイルが生み出す相乗効果がハマった時の気持ちよさ、タイトな作りゆえの「あと一点」に泣く悔しさなど、ゲームとしての面白さはもちろんのこと、さまざまな魅力溢れる一作になっています。
カードごとの効果を踏まえた組み立てがより一層楽しめるドラフトルールもオススメです。
(卸元紹介文より)